2016年7月16日土曜日

幸福は日々の中に。

『幸福は日々の中に。』イメージフォーラムで観て来た。鹿児島行きたくなった。グッドネイバーズジャンボリーにも。鹿児島市内の住宅街の一角にある「しょうぶ学園」という知的障がい者施設を映し出した73分の映画。
普通って何?多様な人が生きやすい社会をなんていうけど、そんな社会いつになったら実現するのか?だったらいま、生きやすい場所をつくって、そこにきてもらいたい、といったようなことを話す台詞が心にのこった。
「「普通」という曖昧な海を泳いでいるみんなへ。僕たちは、彼らに社会の秩序というものを教える立場ではない。彼らから精神的な秩序を学ぶべきだ」これは学園長の福森伸さんの言葉。
ここは障がいを持つ人があるがままでいられる場所。好きな手仕事をしながら、叫ぼうが歌おうが一日中ぼんやりしていようが、衝動の全てを肯定してくれるという。クラフト作品をつくったり、音楽をやったり、踊ったり、おそば屋さんやカフェを運営したり、それがどれもこれも、独特の味がありクオリティがめちゃめちゃ高い。いろんなものが、絶妙なバランスで成り立っているんだろうなと思う。
鹿児島は、ボーイスカウト発祥の地でもあり、コミュニティの中で人を育てる薩摩藩伝統の縦割り教育「郷中(ごじゅう)教育」というものがあるそうです。そんな鹿児島のなかで「しょうぶ学園」は地元の市民球団みたいな存在で、ついサポートしたくなる集団なのだそう。すてきだーーー。


2016年7月14日木曜日

社会的インパクト評価の実践による人材育成・組織運営力強化調査

内閣府の「社会的インパクト評価の実践による人材育成・組織運営力強化調査」という取り組みの対象事業者の一団体としてマドレボニータは「社会的インパクト評価の実践」に取り組みます。

団体として社会的インパクト評価をしなければならないことはずっと前から意識していたものの、自力ではなかなかその余裕がなく着手できずにいました。今回このような機会をいただき、内閣府と新日本有限責任監査法人のみなさまに伴走していただき、スーパーバイザーとしてパブリックリソースセンターの岸本幸子先生についていただけるという心強い体制で、2月の成果発表と3月の最終インパクトレポート提出まで、短い期間ではありますが、調査に取り組みます。

社会的インパクト評価とは、団体の活動のアウトプットだけでなく、そのアウトカムを定性的定量的に調査して評価するという取り組みです。つまり、何人の受益者を生み出したかだけでなく、その受益者にどんなポジティブな変化がもたらされたか、その団体の活動によって社会がどんなふうに変化したか、といったことをちゃんと追いかけて調査し報告することです。

これからインパクト評価に取り組む団体のロールモデルになれるよう、その調査のプロセスも、考察しながら、発信していきたいとおもいます。この動画は一昨日行われた事前研修会の様子で、マドレボニータからは6人のスタッフが参加しました。



このあと7月中に第2回研究会があり、ロジックモデル作成と評価するアウトカムの特定をし、指標と測定方法を検討し評価デザインをつくっていきます。この研究会には、なんと事務局スタッフ全員が参加します。地方や海外在住のスタッフも。社会的インパクト評価はそれだけ重要度が高く、スタッフひとりひとりの業務にも密接に結びついているということです。

スタッフ全員参加というのは、新日本有限責任監査法人のご担当者からは求められてはいなかったのですが、この調査の目的や意義を早い段階で団体内部に共有することはとても大事なのではないか、それもトップダウンの報告ではなく、こういったワークショップ形式の場にスタッフも同席してディスカッションに参加することが大事なのではないかということで、こちらからお願いして広い会議室を用意していただきました。これも、今後インパクト評価に取り組む団体も活用できるかもしれない知見として、その効果なども見ていきたいと思います。

このプロジェクトを担当しているマドレ事務局次長の太田智子と話していたのですが、やはりこういう取り組みに一番必要なのは「伴走者の存在」であり、報告会などの発表の機会が用意されていること、というのが、スタートしてみての実感です。インパクト評価をしなくてもいい団体というのは、ないと思いますし、これからますます当たり前に求められる取り組みだと思うので、これからインパクト評価をしていきたい団体が参考になるような情報を蓄積して発信していければと思います。やってみてつまずいたところ、うまくいったところ、色々出てくると思います。マドレボニータの公式ブログなどでも、研究会の報告や調査の結果などなど記録してアーカイブしていきます。


2016年7月5日火曜日

さとにきたらええやんアフタートーク

最近もっとも心揺さぶられた作品『さとにきたらええやん』あさって7/7(木)18:50の回の後、重江良樹監督とのアフタートークに登壇させてもらえることになりました。



マドレボニータつながりの人にも是非みてもらいたい。「さと」の子たちに出会ってほしい。

本作は、日雇い労働者の町として知られる大阪の釜ヶ崎で、38年間続く子どものための施設「こどもの里」を追いかけたドキュメンタリーです。先週、西成出身の俳優赤井英和さんとラッパーSHINGO★西成さんのトークの回を観に行ったのですが、赤井英和さんは、映画を観終わって、しみじみと一言。「子どもは私たちの宝」。映画を観たらその言葉の意味がわかります。SHINGO★西成は「いろんな速度で歩く人を許してくれる街」「過去を捨てても生きていける街」と西成のことを語り、唄いました。

この映画の舞台である「こどもの里」で働いていたことがある、Homedoorの小林くん曰く、大阪市の西成はあらゆる社会問題の先進地域と言われる場所で、高齢化、雇用、福祉、ホームレス、子どもの貧困などの様々な社会問題が、狭い地域の中に集中している、その中で何十年も活動している「こどもの里」は一見の価値有り、とのことです。

綺麗事ではない多様性、包摂、血縁を超えた家族、生きづらさをサバイブすることのリアルがスクリーンからすごい迫力を持って迫ってきます。リンク先の予告編だけても観てみてください。

6月から公開してきたポレポレ東中野での上映は、来週7月15日(金)まで。あと2週間で東京公開は終了になります。これ以降は東京での上映予定はないそうです。この機会にぜひ。

また、小学生以上のお子さんいるかたは、ぜひご一緒に。子どもたちにもみてもらいたいと、ポレポレでは「小中高500円」という破格の価格設定をしています。

2016年6月20日月曜日

Homedoor活動報告会


公志園で一緒だったホームレス支援のHomedoor が東京で初めての活動報告会をするというので参加してきました。公志園関係の人にもたくさん会えました。


川口加奈ちゃん、小林くん、松本さんから、昨年度の成果と、今年度の目標の報告があり、後半はHomedoor を経て路上脱出したおっちゃんの生の声を聴くセッション。

路上から脱出するプロセスの中でHomedoor のスタッフが丁寧にコミュニケーションをとり、アパートを借りるところまで何度も声掛けをして励まして、その後押しがあったからこそできたことだとおっちゃんも話していて。ここまで深くがっつり食い込んでコミュニケーションとっていく彼らの姿勢を本当に尊敬するし、おっちゃんたちの力を信じるからこそできることだと心底感動した。


懇親会では小林くんと一緒に『さとにきたらええやん』の宣伝もしてきました(^o^)/

2016年6月19日日曜日

HEART&DESIGN for ALL

青山学院大学の美しいキャンパスで行われたHEART&DESIGN for ALL シンポジウム。障がい、LGBT、女性、様々な視点からの多様性のお話。主催の東京新聞の小野里さん(マドレOG)に、ぜひお話してほしいと光栄なお声掛けいただき登壇いたしました。



このシンポジウムで様々な立場から語られる一人一人の存在の尊さということに感動しながら、その尊いひとりひとりの人生の「スタート」である赤ん坊の時期に、その生を命がけで授けた女性の産後の心身のケアがもっと重要視され、それをみんなで支えられるよう、婚姻血縁に閉じた密室ではなくもっと開いたコミュニティのなかで助け合って子育てしていけたらという話をし、「手作りの公」として運営してきた産後ケアバトン制度でうまれている助け合いのコミュニティやその営みについてお話しました。


グッド・エイジング・エールズの松中権さんが見せてくれた「OUT IN JAPAN」の動画には、なぜか涙が出た。隣の人も泣いていた。OUT IN JAPANは2020年までにLGBT当事者のポートレート写真を1万枚撮影するという企画で、レスリー・キー撮影のかっこいいポートレートをSNSのアイコンにしている人を私も何人か知ってます。が、あらためて、熱気ある撮影現場の様子や、被写体となった人たちの、カメラの前に立ったときの戸惑いと嬉しさと不安とが入り混じった表情から、撮影していくうちに生き生きと尊厳を持った表情になっていく、そのひとつひとつの表情が、知らない人なのになんだかとても愛おしく感じ、なんて美しいのかと涙がポロポロでてきてしまいました。

サイトもカッコいい→ http://outinjapan.com

車椅子に座ってお話された岸田さんの「自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと行動する」という言葉が胸に迫ります。


歌うLGBTアクティビスト河野陽介さんの歌声やしなやかな物腰に癒されたり、青学で立ち上がった青山LGBTクラブの活動に感心したり、トランスジェンダーのかたと結婚や妊娠の話をしたり「カラフルな」1日でした。


2016年6月18日土曜日

10年前のマドレOGが双子の介助ボランティアに

双子の介助ボランティアに来てくれたみのりんは、なんと10年前のマドレ卒業生で、四人の子の母で、キックボクシングのエクササイズの先生。

子どもたちは高校2年、中3、小6、小5になったそうです。双子ちゃんも余裕であやしてくれて、頼もしいー!!ありがとう)^o^(


2016年6月16日木曜日

質を高く保ち多地域で展開するために必須の時間


月に一度のマドレ全体報告会。



この濃密な時間があることで、全国に散らばるインストラクターやスタッフが、定期的に自分たちの仕事を見つめ直し、言語化し、共有するということができる。

インストラクターひとりひとりの、情熱的な語り口と、力強い言葉。こうした熱いやりとりに、お互い刺激を受け、元気をもらい、また自分の現場である教室に戻っていきます。

標準化したプログラムを多地域で展開する際、その質を高く保つために必須の時間です。

2016年6月15日水曜日

さとにきたらええやん

映画『さとにきたらええやん』は ”日雇い労働者の街" 釜ヶ崎にある「こどもの里」を描いたドキュメンタリー。予想していたけど、今も思い出し泣きするほど心揺さぶられる作品で、最近は、会う人会う人に、この作品の話をしています。


隣る人』に並ぶ名作!…と思ったらプロデューサーも同じ大澤一生さん、編集も同じ辻井潔さん、隣る人の刀川監督もパンフレットに寄稿されていました。さすがです。最強のチーム。




「こどもの里」のことは3年前くらいに、大好きなSHINGO★西成のドキュメンタリーで知り、昨年公志園でご一緒したHomedoorの小林大悟くんもそこでボランティアしてたとのことで一気に身近になった。私も遊びに行きたい。はい、きっと行きます。


里のスゴさは話にはきいていたけれど、映画によって、そのすごさがリアルに迫ってきた。ここには、真の多様性、包摂、寛容、エンパワメント、尊厳が、ある。精神論ではなく、それを生きる人々がいる。血縁、婚姻に閉じない子育て、それはユートピアというよりは、DV、障がい、貧困、いろいろな壮絶な生きづらさをサバイブしていくなかで自然発生的に作り上げられていった場とつながり。


映画の終盤、映画館の客席のあちこちからすすり泣く音がきこえるシーンがある。こどもの里で暮らすマユミの送別会で、館長のデメキンがマユミに語るシーン。あんな風に全力で関わってくれて、こんなことを全力で伝えてくれる大人がいることのパワフルさ。あんなに力強い心からの言葉、実の親にも言われたことない人も多いんじゃないかな。私もそうです。私はあのシーンを思い出すだけで電車のってても涙がでてきてしまいます。



「こどもの里」は2013年にNPO法人格を取得し、現在は「認定NPO法人」の取得を目指し、個人からの寄付を募っているそうです。なにしろ、どんな人でも来られるように、ここでは親子からは利用料をとっていないのです。私も映画を観たその足で郵便局に寄って、少額ですが寄付して来ました。



『さとにきたらええやん』は東京では東中野のポレポレ東中野で1日3回上映しています。(12:20/14:40/18:50)ポレポレは東中野の改札から徒歩2分くらい。1Fカフェのカレーやチャイも美味しいし、とっても味のあるいい劇場です。たくさんの人に観てもらいたいです。

公式サイト
http://sato-eeyan.com




2016年6月10日金曜日

女性活躍推進のレバレッジポイント 積極的な育休活用

「女性活躍推進のレバレッジポイント 積極的な育休活用」セミナー無事開催いたしました。産前から出産直後の安静期を支えるドゥーラ協会、産後のリハビリ期に心身を鍛えるマドレボニータ、社会復帰準備のリハビリの機会を提供するサービスグラントのママボノプロジェクト、という、産前・産後を切れ目なく支援する3社合同の非常に充実したセミナーとなりました。たくさんの企業の人事担当やダイバーシティ推進担当の方が足を運んで下さいました。

私からはキーノートスピーチとして、積極的な育休活用の必要性についてお話し、そのあと、産褥期、リハビリ期、社会復帰準備期にそれぞれ、母となった女性はどのような状態にありどのような過ごし方をするとよいか、そのために企業はどんなサポートができるかについて時期ごとのお話がありました。

スライドはこちらです。
http://www.servicegrant.or.jp/download/files/sekkyokuteki_ikukyu_siryo.pdf

そのあとは、育休を「なんとなく」ではなく「積極的に」計画し、ドゥーラやマドレボニータで心身を回復させ、サービスグラントでプロジェクトに責任ある立場で携わる経験をして、職場復帰後も活き活きと活躍している女性たちの生の声をきく、パネルディスカッションを行いました。これらの女性たちの生の声を改めて伺って、産前産後というピンポイントの短い時期に、集中して適切な働きかけをすることが、その後のパフォーマンスやモチベーション、ひいては生き方そのものに大きな好影響をもたらすのを再確認しました。つまり、短く見えにくい時期なので流されてしまうこの産前産後の時期を、例えば企業が適切にサポートすることは、小さな投資で大きく長期的な効果を得られるという意味で、レバレッジポイントとなるのだと。離職した人のかわりとなる人の採用や育成のコストを抑えられることや、育休から復帰した人が、より視野を広げてモチベーション高く仕事に復帰して生み出す生産性、ということを考えてもその意義をわかっていただけるのではないかと思う。

障がいのある児の家族サポートについての勉強会

マドレボニータでは2011年より、ひとり親、多胎児の母、障がいのある児の母など、より支援が必要な母たちに、産後ケア教室の受講料を全額補助する制度を運営してきました。これまでの利用実績は473組。「この制度がなかったら、教室には来れなかった、この制度に救われた」というリアルな声に手応えを感じつつ、一方で、この制度からもこぼれ落ちてしまう人たちがいるということも、調査からわかってきました。それは、障がいのある児の家族でした。


そこで、今年度は、合同会社西友からの助成をうけ、認定NPO法人フローレンスの協力を得て、障害児保育、障がいのある児の家族サポートについての勉強会と、「NICU・GCU入院児の両親のための講座」を3回ずつ実施することに。

ちなみに第一回目の勉強会では荻窪の障害児保育園ヘレンの見学もさせてもらいました。勉強会第二回となる今回は5/15に開催した「NICU・GCU入院児の両親のための講座」を振り返りつつ、その知見を共有し、残り二回に向けてのブラッシュアップをし、その他、ダウン症協会理事のの水戸川真由美さんや、フローレンスの障害児保育事業部の森下さん片山さん、にお話を伺ったりして、障害児保育、障がいのある児の家族サポートについてディスカッションしました

この取り組みを企画して進めてくれている太田智子事務局次長(もこちゃん)が、この勉強会の案内文に書いてくれた目的は以下の通り。
【目的】
・5/15の初回講座の開催報告と振り返り→団体全体で知見をシェアする
・障がいのある児の母や父に対して、マドレボニータができることをあらためて考える、また産後ケアバトン制度を通じての各インストラクターやスタッフの経験をシェアしたり、専門家への質問で団体全体の受入れスキルのボトムアップを図る

次回の講座は7/24(日)9/11(日)10-12:00会場は勝どきです。カップルで参加しやすいように週末の開催です。参加費は無料。身近に該当する方がいらしたら是非教えてあげてください。


「はたらく」というのは、人間の基本的人権のひとつだと思っています。子どもは社会で育てるもの。親の所有物でもなければ、親が全てを捧げる存在でもありません。保育は大事な大事な社会的資源であり、障害児にもそれは適用されるものであるべきであるとともに、子どもにとっても、集団のなかで愛されることは彼らにとっての基本的人権だとおもいます。

疲れてる自分に「ワクワク」という気持ちが「再び湧いてきた」


私が木曜日に教えている吉祥寺のマドレ5月コース終了しました!


産後は目の前のことに追われる毎日だけど、教室に来て少し先のことを話したりする時間が持てると、自分でもびっくりするほど前向きになるという効果を体感。


毎日疲れてる自分に「ワクワク」という気持ちが「再び湧いてきた」ことに嬉しくなったり。


終わったあとはみんなでランチに行かれてました。もちろん大盛りだってーw みなさんお元気でね。またね。

7月コースも受付中です。
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=181

赤ちゃんよりもピュア

今日は5月コースの最終回。
たった3週間前の初回は、赤ちゃんを連れてスタジオにたどり着くだけでも不安だしタイヘンだったのが、今日はサクッと腹筋250回をこなす安定感、シェアリングでは情熱を持って語り、ピカピカの笑顔で記念撮影、その後のランチはもちろん大盛り^o^ 。赤ちゃんも成長するけど、その傍にいる大人も成長する。心からの笑顔がすがすがしい。真摯に自分に向き合った産後女性の偽りない表情は、赤ちゃんの笑顔よりもピュアに見えます。

マドレ産後ケア教室@吉祥寺7月コースも受付中です。スタートは来週。毎週木曜日10-12:00。全4回です。
赤ちゃんの同伴は生後210日まで。
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=181

踊りには、からだを200%つかう!

今日は朝からTシャツが絞れるくらい汗をたくさん流して踊りました(^o^)/ いろんな地域からマドレ卒業生が続々と参加してくれて嬉しい。



踊りには、からだを200%つかう!
自分のもってるもの(からだ)を最大限活かすという行為は本当に気持ちがいいものです。


次回の踊れるからだづくり講座は8/6(土)10:00-11:30会場は阿佐ヶ谷です。カレンダーチェックしておいてください。初心者大歓迎です!マドレOGの皆様、リユニオンがてら、からだ動かしにきてね。

マドレ1DAYラーニングジャーニー

今日は朝から丸一日かけてマドレボニータの1DAYラーニングジャーニーというワークショップをおこないました。

ただいま、産後セルフケアインストラクター養成コース10期生がトレーニング3週目を迎え、インストラクターになるための身体スキルや指導法などを身につけている最中なのですが、このタイミングで実施されたラーニングジャーニーは、こうした目に見えるスキルを支える、さらに根底の土台となる精神性を磨くための集合ワークショップです。

「精神性」という、目にみえないものは、どうしても、「心がけ」や「人間的成長」などといって抽象的な扱われ方をしてしまいがちですが、この1DAYラーニングジャーニーでは、レジリエンスとは何か、価値観とは何か、共感力、自己共感力とは何か?それらは何故、インストラクターにとって必要なのか、もっというと、なぜ、人として身につけるべきものなのか、といったことを自分たちに理解できる言葉で定義し、それらを身につけるために、手を動かし、対話をしていく、まさに、仲間と切磋琢磨しながら創造性を発揮していく学びの旅…といった時間でした。

今回は10期生の4人のために開催されたこの会ですが、現役の認定インストラクターやマドレボニータの正会員さんにもお声をかけ、14人という賑やかなグループでおこなうことができました。


最後に、今日みなさんにシェアしたセオドアルーズベルトのソルボンヌ大学でのスピーチ
https://en.wikipedia.org/wiki/Citizenship_in_a_Republic
私なりの日本語訳をつくったのでこちらにシェアします。けっこう英語の原文はレトリックが凝っていて訳しにくいのですができるだけシンプルな日本語になるように訳してみました。
It is not the critic who counts; not the man who points out how the strong man stumbles, or where the doer of deeds could have done them better. The credit belongs to the man who is actually in the arena, whose face is marred by dust and sweat and blood; who strives valiantly; who errs, who comes short again and again, because there is no effort without error and shortcoming; but who does actually strive to do the deeds; who knows great enthusiasms, the great devotions; who spends himself in a worthy cause; who at the best knows in the end the triumph of high achievement, and who at the worst, if he fails, at least fails while daring greatly.
April 23,1910 Theodore Roosevelt
ただ批評をするだけの人に価値はない。がんばっている人がつまずくのを指摘したり、もっとうまくできたと粗探したりするような行為には何の価値もない。真に称賛されるべきは、実際にアリーナに立ち、汗と埃、血にまみれながらも、勇敢に戦った者である。失敗し、あと一歩で届かないことの繰り返しを経験した、そんな者が名誉に値する。どんな努力にも失敗と弱点はつきものだ。それでも現場で奮闘した者、偉大なる熱意、偉大なる献身を知る者、価値ある志のために全力を尽くすことを厭わない者。うまくいけば最後には勝利を手にするかもしれないが、最悪の場合、失敗に終るかもしれない。だとしても、少なくとも彼らは全力で果敢なる挑戦をした。真に称賛されるベキは、そんな挑戦者である。
1919年4月23日 セオドアルーズベルト

以上です!


マドレボニータのインストラクターをめざす10期生のみなさん、明日から、またフレッシュな気持ちでがんばってね!みんなで応援していますヽ(´▽`)/ そして、今日のこの学びの場にコミットしてくださった認定インストラクターの先生がた、正会員、スタッフのみなさまありがとうございました。

終わったあとは、今年の合宿実行委員会のメンバーと下北のコリアン食堂に移動してビール飲みながら合宿の企画会議!今年の合宿のプログラムの骨子ができましたよ。飲みながらだけどすごくよいものができたとおもう!(*^-^)


梅雨入りしたけど6月コース元気にスタートしました!

梅雨入りした吉祥寺の木曜日も雨、ですが6月コース無事スタートしました。今月は双子ちゃんもご参加。介助ボランティアの古谷さんは昨年、やはり双子をつれて産後ケアバトン制度をつかって池袋教室に参加したという双子の母。あかちゃんをつれてお出かけとか、こういう所に参加するとか諦めていたのだけど、マドレのこの制度を見つけてお出かけにチャレンジできたと。

双子でなくても、こういう場に参加するのは勇気のいること。先月のコースのアンケートが続々と届いているのだけど、参加するのはとても勇気がいった、運動についていけるか不安だった、だけど先生の落ち着いた声や優しい教え方で安心して参加できたというアンケートの声をおききして(あ、手前味噌ですいませんっ)本当にここにたどり着いてくれてありがとう!という気持ちでいっぱいです。

レッスン終わる頃には雨もやんで、みなさん「おなかすいたー!」といってランチに行かれていました。来週も、いい汗をかいていきましょう(^o^)/

2016年6月5日日曜日

インストラクター達が心をひとつにする日



第三木曜日は、全国のインストラクターが集まる報告会です。ここにいる倍以上の人数が、オンラインで繋がって参加しています。全国に散らばるインストラクターが、心をひとつにする貴重な時間。

この報告会は毎月、丁寧に準備されています。渾身の報告書が一枚一枚丁寧に読み込まれ、その中から今月のエピソードが選ばれ、前日までにアジェンダが編まれる。

今日選ばれた三つのエピソードも突き詰めると一つのテーマに集約されることに、議論しながら気付いたり。これはあまりにも深いテーマだからもうすこし掘り下げて語りたいということで来週の報告会や合宿のアジェンダにつながったり。

日々、産後女性に向き合っていく中で、仲間と分かち合いたいテーマは次々出てくるし、掘り下げれば掘り下げるほど、その深さに魅了され、もっと語りたくなる。こんなとき、価値観を共有し、高いスキルを共にみがきながら、共に活動する仲間がいることは、とても心強く、パワフルなことだ。


2016年6月4日土曜日

WE WORK HERE@みどり荘2

いつもお世話になっているシェアオフィスみどり荘2で、自由大学の新講義「WE WORK HERE 」の講義4回目にゲストとしてお話させていただきました。
みどり荘の素敵な内装や、出入りする人たちの自由な空気が大好きです。

みどり荘の企画で100人のはたらくをまとめた本がもうすぐ完成するそうです。私もそのうちのひとりにはいっています。はたらくを語るっておもしろい。本の完成が楽しみ。
https://freedom-univ.com/lecture/we_work_here.html/

2016年5月31日火曜日

産後3カ月の饒舌な言葉

産後3カ月の饒舌な言葉、というフレーズには語義矛盾がある。産後といえば赤ちゃんの世話に追われ自分の言葉で何かを表現する機会もなく、何か言おうとしたときに、言葉が出てこなくて愕然とする、という現象がよくある。

しかし、今回紹介する美緒子さんのこの饒舌なメールは、マドレボニータの産後ケア教室に通ったあとに書かれたものだ。眠い目をこすりながらも書かずにいられなかった、と美緒子さんは後に語った。

ご本人の了解をいただき、美緒子さんがマドレボニータの産後ケア教室4月コースを終えたあとに送ってくれたメール全文を以下ご紹介します。


こんにちは。
この度は、吉祥寺の産後ケア教室4月コース、本当にありがとうございました。

1か月前には、産後の孤独感や自分をあと回しにしていることでの喪失感(それに気付かない日々の慌ただしさ)、母という画一的な価値観に縛られ窮屈な思いをしていたことがすっかり遠いことのようです。

この1か月で、自分を縛っていたものの多くから解放されたように思います。

女性どうしでさえ母親の画一的な概念に縛られ、時にはその中で争っているように思えることまであったのですが、マドレに来て「母になっても、生き方や日々の過ごし方、育児の仕方も多様なんだ」ということを実感しました。

これまでの人生が人それぞれであったのだから、母になってもその人らしくあってもいいのですよね…。
 
「子育てもするけれど自分育てもしたい」という女性の意見が書かれた本を以前読みましたが、産後はそういう自分の気持ちに気づく余裕もなく、またそういう希望を口に出すこともはばかられていました。

でも、マドレに来て、赤ちゃん連れで数時間外出できるようになり、今から自分のことを考えていいんだ(むしろ考えるべき)と肯定され、そのための時間をどのように捻出するか、今後自分らしくあるためにどうやってスタイルを確立するか、その方法を考え模索する1か月となりました。(アメリカにいる友人も産後で同じ悩みを抱えていたため、マドレの様子をシェアし、感謝されました。)

マドレに参加する他の方々も、インストラクターの方同様、素敵な方ばかりでした。 「時間を大切にする」「前向きに生きる」「人の話に耳を傾ける」「パートナーと向き合って話し合う」…シェアリングの時間も、マドレ後のランチの時間も、自分にとって必要な言葉をたくさん頂きました。
 
そもそも、私は1か月前までは本当に言葉が出てこなかったのに、今このようにメールの文章を打てていることも大きな進歩です。

マコ先生はじめ、インストラクターの方々に本当にお世話になりました。マコ先生の柔らかい雰囲気がとても素敵で、また、昌子先生や浩美先生の美しい動き、特に骨盤を回すダンスは眩しくて初回から「眼福」という言葉が脳内を回っていました。笑

11か月のお子さんがいらっしゃる友理先生のレッスンは、自分にとって励みになりました。「自分も自分なりの方法であちら側に行きたい」と思えましたし、それを抜きにしても楽しくて、また友理先生のレッスンを受けてみたいと思いました。

「先生たちは、なんでボールで弾みながらしゃべったりできるの?!しかもこちらのことも赤ちゃんのこともみてくれてるなんてー」とランチのときに話にのぼったこともあります。

自分は体を動かすことが苦手なのですが、心のためにも体を動かすことの大切さを実感できました。

私は紫磨子先生のにんぷクラスにも参加していたのですが、思えば、それがなければ産後に突然マドレに来る勇気や余裕は(マドレについて調べる余裕も)なかったと思います。にんぷクラスはリピーターをした回の途中で切迫早産のため入院になってしまい、紫磨子先生には大変ご迷惑をおかけしてしまったのですが、分娩の際の呼吸法や産後を見据えた心構えやシェアリング等、あのとき受講させていただいて本当によかったです。感謝しています。

感謝の気持ちを表現したかったのですが、まとまらない文章で恐縮です。マドレボニータの皆様のご活躍を心より祈念しています。

美緒子 

美緒子さん本当にありがとう。
インストラクター冥利につきます。
人が何かを必死に表現しようとしている姿はほんとうに美しいなと思い感動します。

6月コースも受付中です。
http://www.madrebonita.com/wordpress/?page_id=181


2016年5月26日木曜日

語ることのパワフルさ

語ることのパワフルさ。

傍に赤ん坊を抱えながらも、自分の中から湧いてくるものを言葉にすることはできる、相手の言葉を聴くことも。本当の自分を、誰にも評されずに誰にも茶化されずに、表現できることで、人は自分らしさをとりもどしていく。母という役割を生きるのではなく、自分の人生を生きる。



赤ちゃんの同伴は生後210日まで。

2016年5月20日金曜日

NICU・GCU入院児の両親のための講座(認定NPO法人フローレンス協力)

障害のある子どものいる家庭の離婚率は健常児世帯の6倍、
そして障害児の母でフルタイムの仕事についているのはたったの5%。

母親は毎日の通院やお世話で忙しく、社会的にも孤立してしまうため、
マドレ基金をつかってマドレボニータの教室に参加してもらいたくても、
お子さんの障がいが重い場合は教室に参加することもままならない。

そこで。赤ちゃんが退院してくる前に、カップルで、一緒に体力作りができて、
シェアリングで気持ちを分かち合えて、心身ともに協力しあえる体制をつくり、
退院後のこともフローレンスのスタッフさんから教えてもらえる、
そういう講座をやろう!ということで、
ずーっと準備してきた講座の第一回がとうとう本日開催されました。

2016-5-15SUN NICU・GCU入院児の両親のための講座 



運動しながらどんどん笑顔になっていく男女、
お互いの話しに真剣に耳を傾けあうカップルたちの真剣な眼差し、
終わった後に連絡先を交換してランチに行かれた様子などをみていて、
とても良い初回が迎えられたと思いました。

マドレボニータの事務局次長の太田とフローレンスの石川廉さんが、
何か月も前から、かなり綿密にディスカッションして講座を設計してくれました。


次回は、7/24(日)9/11(日)10-12:00会場は勝どきです。
カップルで参加しやすいように週末の開催です。参加費は無料。
身近に該当する方がいらしたら是非教えてあげてください。

2016年5月18日水曜日

「積極的な育休活用セミナー」の打ち合わせ

サービスグラントで働く津田さんが来週水曜日に開催される法人向け:女性活躍推進セミナー『積極的な育休活用』の打合せに来てくれました。



津田さんもなんとマドレOGで、事務局次長の太田(もこちゃん)ともつながっていて、そんなご縁から今回こんなセミナーを開催できることに。OGの活躍はいつでも嬉しい。

育児休業中の方を支援する活動を行う3団体合同で、企業・団体の人事やダイバーシティ推進ご担当者向けに、「積極的な育休活用」による女性活躍推進のセミナーをおこないます。

その3団体とは…
【1】産褥期:一般社団法人ドゥーラ協会
【2】産後リハビリ期:NPO法人マドレボニータ
【3】社会復帰準備期:NPO法人サービスグラント「ママボノ」
切れ目なく網羅してますね〜!

育休をなんとなく過ごすのではなく、それぞれの時期に適切なサービスを利用したり場に参加したりして、心身を整え、人に出逢い、仕事復帰の自信をつける、積極的な育休の提案。これは絶対スムーズな復帰につながる。

育休の過ごし方を個人任せにするのではなく、産前産後の現実の状態やリスクを企業も把握して積極的に育休取得者にアドバイスできたほうが、双方にとってメリットがあるはず。

産後という限られた短い時期に投資することはその後の人生にまで違いを生みます。小さな投資で大きな成果が得られるという意味で、女性活躍推進の隠れたレバレッジポイント「積極的な育休活用」の考え方、見過ごされてきた育休中の課題、これからの企業に求められる新しい復職支援についてお伝えします。

定員がすぐ埋まってしまったので、日本財団さんの8階から急遽2階の広い所に会場を移し、追加募集しているそうです。ご関心のありそうなご担当者をご存知のかたがいらしたら教えてあげてください。

◆2016年5月25日(水)13:00 ~15:00
【人事/人材育成/ダイバーシティ推進担当者向け 女性活躍推進セミナー/女性活躍推進のレバレッジポイント~ 積極的な育休活用~】

◆詳細・お申込み方法↓
http://www.servicegrant.or.jp/event/index.php?id=182

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 開催概要 
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◎日時:2016年5月25日(水)13:00 ~15:00 (12:45開場)
◎会場:日本財団8階(東京都港区赤坂1丁目2番2号日本財団ビル)
◎地図:http://www.nippon-foundation.or.jp/who/about/access/
◎アクセス:虎ノ門駅 3番出口/溜池山王駅 9番出口/国会議事堂前駅3番出口より徒歩5分
◎対象:人事・人材育成・ダイバーシティ推進のご担当者
◎費用:無料
◎定員:40名(お申込多数の場合抽選とさせていただきます)
◎主催:一般社団法人ドゥーラ協会、NPO法人サービスグラント、NPO法人マドレボニータ、
◎協力:公益財団法人日本財団

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  内容 
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<第一部 積極的育休活用>
◎積極的育休活用の必要性
◎出産~産褥期(産後8週間まで)のポイント
◎産後リハビリ期(産後2~6ヶ月)のポイント
◎復職準備期(復職6ヶ月前~)のポイント

<第二部 パネルディスカッション>
~積極的育休が女性社員の活躍につながる~
どのように育休を過ごすことにで復職後も活躍することができるのか、そのためには何が必要なのか、女性社員の自主性に任せて良いのか…など、各サービスの利用者、育休に関する研究者、提供者が集い、育休を女性活躍推進のレバレッジポイントにするための施策ついてディスカッションをします。
【積極的育休取得者】【研究者】【各団体代表】

詳細・お申込み方法はこちら
http://www.servicegrant.or.jp/event/index.php?id=182

2016年4月8日金曜日

マドレ*ウエルカムミーティング

ウェルカムミーティングという新しい試み。この場でたくさんの人が再会を喜んだり、出逢いにワクワクしたり、マドレボニータというプラットフォームが生み出している「つながり」を実感できる会でした。開かれた歓迎会というかんじで、春らしい時間だった。

この春にマドレボニータのインストラクターが5人デビューするので「会員さんなどいつも応援してくださる方々に、お披露目ができいたらいいね」という話が経営企画室のMtgで出たことから始まり、インストラクターだけでなく、ワーキングマザーサロンの新年度のメンバーや、新たに会員になったみなさんも一緒に歓迎する会をすることになりました。

この会は、マドレボニータが大切にしていることを体現・実感できる場にしたいというテーマがありました。

マドレボニータが大切にしていることを体現し(身体を動かす、踊る)、自分の言葉で語ったりして、それをひとりひとりが実感し、再確認できるような構成に。

これからデビューするインストラクターが前にずらりと並び、みんなでエクササイズしながら、自己紹介を順番にしていくという絵は壮観。会員さんたちの眼差しも暖かい。1期生同士の絆もつよい。マドレ曼荼羅のワークショップも、初の試みながら、これをとおして新たな気づきを得たり。

最後の告知コーナーでは、告知の手があがるあがる。いろんなとこでいろんなプロジェクトが進んでいる。7月には会員マドレDAYをなんと岐阜でおこなうという発表も。もちろん私も行きます。

マドレボニータを応援してくださるかたは、「貢献意識」だけでなく、ご自身の関心あるテーマについて話せる魅力的な仲間に出逢えて、深く追究できる、自分自身の学びになる、人と深くつながれるというメリットも感じて参画してくださっているのをあらためて実感した日でした。

2016年4月4日月曜日

受賞から1年:Googleインパクトチャレンジ中間報告会



内閣総理大臣公邸で ‪#‎Googleインパクトチャレンジ‬ の活動報告会がありました。
昨年の最終審査会でグランプリをとった瞬間のことは、
拙著『みんなに必要な新しい仕事』にも書きました。

助成期間は3年間なので、今回は中間報告会。
 一年ぶりの報告会では、昨年のファイナリスト10団体と審査員が首相公邸に再集結し、 この1年間のプロジェクトの報告を各団体から7分+3分の質疑応答。

昨年の1分プレゼンに比べると長いなと思っていたけれど、
実際は10団体あっという間だった。

 総理大臣公邸なんてなかなか足を踏み入れることがない場ですが、
今回は審査員の安倍昭恵さんの御厚意で報告会の会場となったとのこと。 

審査員からは、MITの石井裕先生が真っ先に手を挙げて質問したりコメントしたりされるのが印象的だった。 クールな方なのかと思ってたけど、とても暖かく熱いかただった。

私たちがつくっているアプリ「ファミリースタート」にも色々アドバイスいただいた。

Change.orgのハリス鈴木絵美さんも広報の武村若葉さんもマドレで産後の備えをして、 なんと教室にも通ってくださったことがわかり嬉しかった。

他の団体の発表もすごくワクワクするものばかりだった。
 とくに虹色ダイバーシティの発表はなぜか涙がでた。
LGBTをめぐる大きなの変化の波がきているなかでなおも厳しいマイノリティの現実。
 マドレボニータの教室や講座にも、同性カップルが来てくれるようになったらいい
と思う。

偏見や差別はなくならない、どんな人間のなかにもあるものだから、
と石井先生は最後にコメントした。

でもその勢いに諦めずに抗っていく取り組みこそが尊いのだと。

世界をよくするスピードをあげるというのは楽観的なGoogleらしい表現。 
だけど、実際は、世界はすごい勢いで悪くなっていて、それを見過さずに、
それを食い止めようとする動き、流れを変えようとする動きがあること、
希望をみつけてアクションをおこしていっている人たちがいるということ、
 それが希望だとおもう。

2016年3月21日月曜日

ボールエクササイズ指導士実技試験の追試


先月おこなわれたボールエクササイズ指導士1期生の実技試験にて、合格ラインに満たなかった田中真紀さん(マキンヌちゃん)のために、本日は追試をおこないました。

「追試を受けない」という選択肢もあった中、ひとりで地道に練習を続けるマキンヌちゃんの姿に、だんだんと応援者が現れました。「マキンヌちゃんをほっとけないっ!」と先輩インストラクターが自主練に誘ったり、そんな先生たちからは、試験の前日に審査のインストラクター宛に直々にメールが届き「万が一点数が足りなくても、ここで終わりにするのはもったいない、なんとかデビューの道を作ってあげられないだろうか」と直談判してきました。

一足先に合格してアシスタント研修に入っている1期生の同期メンバーは、マキンヌちゃんの仕事おわりに練習につきあったりもしてくれたそうです。そのときには、マキンヌちゃんのパートナー(夫)が1期生の子どものシッターをしてくれたそうです(マキンヌちゃんご夫婦には子どもはいません)。もう家族ぐるみでの応援です。ありがたい。

たった一人の追試のために、こうしてたくさんの人がざざっと動く熱量はすごいですよね。それはマキンヌちゃんの頑張りに、本気が見えたからだと思います。ほどほどの人や言い訳ばかりの人を、誰も応援しないもんね。

結果は合格最低点90点をクリアして合格。先輩たちの心配が杞憂になってよかった。そんな田中真紀さん(マキンヌちゃん)は、これからアシスタント研修で現場力をつけ、豊島区の目白周辺でのデビューを目指します。これからも応援どうぞよろしくお願いします。


2016年3月16日水曜日

SVP東京の投資・恊働先の募集スタート2016

今年もこの季節がきましたね。SVP東京の投資・恊働先の募集が始まっています。3/27(日)には説明会もあるそうです。

マドレボニータも2007年から投資先として支援していただきました。
ってもう約10年前になるのか!って書いててびっくりしていますがヾ(´ρ`)ノ゛

いまは代表の 岡本 拓也 さん(おかもっちと呼んでいた)がSVPに入りたてのころ、マドレチームじゃないのに無理矢理マドレチームのミーティングに誘って、みんなで神田川沿いを一緒に走ったりしたのもよい想い出です。しみじみ。

この時期はマドレボニータにとっても創業期からキャパシティビルディング期に移行する、大きなターニングポイントとなりました。(その時期のことは拙著でもたくさんのページを割いて書きました。当時の代表のいのさんが最初に言ってくれた忘れられない一言も)

個人での活動を、より公共性のあるものにしていくためのあれこれに着手し、その土台をつくるのを助けてもらいました。プログラムを標準化し、ブレのないクオリティで多地域展開するためのインストラクターの認定制度を作ったのもこの頃です。そのときのSVPメンバーとは、投資期間が終わったいまでもつながっています。ほんとそれってすごく素敵なことじゃないですか?

個人の情熱がこうやって集まると、こんなすごいインパクトが生み出されるんだと、あらためて当時を振り返り、いまにつながるその成果を思うと、感動します。

このあいだ、2007年中にSVPのマドレチームと一緒におこなったことを思い出してリストアップしてみたんですけど、これだけありました。
・NPO法人の設立(定款づくりから)
・会員制度のたちあげ(正会員、賛助会員)
・団体ロゴマークの商標登録
・オフィシャルサイトの整備
・クラウド事務局の構築
・産後セルフケアインストラクター認定制度の整備
・認定インストラクターの輩出(10か月で、13人のインストラクターが認定)
・インストラクター養成コースのリニューアル(地方の人も、インストラクターになれる道ができた。)
・認定インストラクターのコミュニティづくり(報告書作成、毎月の報告会、勉強会などで切磋琢磨)
・産後プログラム受講者の人数把握(認定インストラクター全員が、月次で報告書をまとめるようになり、正確な人数と、月齢、地域などのデータを蓄積)
・産後白書プロジェクトの立ち上げ(マドレボニータの会員からボランティアを募り、調査チームを結成。杉並区の子育て応援券についての調査結果と考察を3月に発表)


いまやっている活動を、より発展させ、社会的インパクトを生み出したいというかたは、ぜひ応募してみてください。応募する前に、記入した応募書類みせていただければ、その段階でアドバイスすることもできるので、声かけてください。私も、応募するときに内藤さんというかたに見ていただいてアドバイスいただき加筆修正して出しました。(これ本にも書いたんですけど、そうやって言っても本当に相談してくる人って少ないんですよ〜。でもほんとに遠慮なく相談してきてくださいね。)

2016年3月14日月曜日

いわき市の男女協働参画センターにて

福島県いわき市の男女協働参画センターのWoman Festaにお招き頂き、お話とワールドカフェに参加してきました。仕掛け人は、いわきに住む伊藤ゆきえさんと菅波香織さんという往年のマドレOG。



来場者の年齢層は多様で、子どものいる人もいない人も同じように積極的に参加してくれた。子どものいない自分にもお話深く響きましたと言ってもらえてとても嬉しかった。

そして、みんな「意志」と「言葉」を持ってる!自分の価値観、境界線をちゃんと言える人たちがこんなにたくさん集まっているなんて、なんて頼もしいんだろうと、ワールドカフェのテーブルに入って、女性たちの意志を持った力強い言葉と表情をみて、元気もらいました。

ワールドカフェは菅波香織さんのファシリテーションで、テーマは、私の話を聞いて心に残ったキーワードをみんなで挙げ、1)人生の豊かさ、2)血縁婚姻に閉じない子育て、3)産後のリハビリ この3つのテーマに絞られました。四人のテーブルでお話する。席替えを3回。

こうやって「話す機会」そして「それを分かち合える仲間」つまりこういう場が必要なんだよね、と最後のテーブルで話しました。話すことはエンパワメントになる。

いわきの男女協働参画センターは、たくさんの市民がボランティアで参画していて、充実した活躍の場になっているのを肌で感じました。会場の飾り付けもとても可愛くて、これも市民による手作りなんだそうです。またいわき行きたいです^o^


2016年3月9日水曜日

日経ウーマノミクス・プロジェクト会員向けセミナーシリーズのジブン磨き!ウマノミゼミナール「いま、求められるなでしこパワー〜起業、社会貢献が社会を動かす力とは」

日経ウーマノミクス・プロジェクト会員向けセミナーシリーズのジブン磨き!ウマノミゼミナールのゲストスピーカーとして、Homedoorの川口加奈ちゃんと一緒に登壇しました。「いま、求められるなでしこパワー〜起業、社会貢献が社会を動かす力とは」というタイトルで、冷たい雨の降る大阪の日経新聞社大阪本社のカンファレンスルームにたくさんの女性が聴きに来てくださいました。


基調講演をされた横田響子さんは女性経営者をリサーチし支援しており、そのお話の中では働く男性の10人に1人は経営者、一方、女性経営者は1000人に4人しかいないとのことでした。が、こうして、雨の中これだけの女性が集まるということは(200を超える応募があったそうです)、何かを立ち上げたいと思っている人はたくさんいるということですよね。



女性ならではの視点、女性だからこそ見えている世界というのは確実にあって、それがサービスやインフラに活かされたら、世界はもっと人に優しい場所になるはずと思います。だから、そういう人はもっと増えてほしいなと思います。

最後にひとことお願いします、と言われて話したことは…自分が何を大切にしたいか、という軸をもつこと、そうすると、流される人生ではなく、運ばれる人生になる、という話をしました。自分が大切にしたいものを考えることは、いまここからできることであり、なにも持ってなくてもできる。いや、何も持ってない時こそ純粋に問うことができるかも。紙とペンがあればできること。やることはただひとつ、それを自分に問うこと。そんな話をしました。

川口加奈ちゃんとは、社会イノベーター公志園で毎月切磋琢磨した仲間でもあるので、こんな風に一緒に登壇できて、加奈ちゃんのプレゼンを誇らしい気持ちで、隣で聞いていました。




2016年3月5日土曜日

豊かな言葉

最終回のシェアリングはいつも胸がいっぱいになる。本当にクリエイティブで豊かな言葉がたくさん交わされるから。予定調和でない、その人自身の中から出てきた言葉は自分を肯定するだけでなく、人を勇気付ける力をもつ。

出張の多い仕事だから、産後あと数年はセーブするけど、ここで辞めてしまうのではなく、また必ず復帰して、子どもたちが私の出張のお土産を楽しみにしてくれるようになる日が来るのを想像して、諦めずに頑張ろうという決意、その強い意思はきっと形になると思う。

マドレに参加するまで自分の5年後のビジョンなど考えたことがなかったけれど、ここでいろんな人の話をきいて、自分でも言葉にしてみて、やりたいこと、いまからやれることがわかって、お母さんという存在だけでない、ひとりの人間のしての自分のありかた方向性がみえてきた人の、誇らしげな表情、弾むような言葉に感動する。

時短で働く、ゆるく働く、というと一線を外れたようなニュアンスが漂うけれど、時短でも、意志を持って、今の自分の立場や経験や発想を活かして価値を提供するような働き方はできる、そんな意思表明を、オムツいっぱいのウンチを片付けながら讃えたり。

パートナーとのかかわり方がもっと自信に満ちたものになり、手ごたえのあるコミュニケーションがとれるようになってきたのは、運動して体力がついたからだけでなく、真摯に助言してくれた2月コースの仲間たちの存在が大きいと思う。

夫婦関係を揶揄したり諦観したりパートナーの愚痴を垂れ流すのではなく、誰にも茶化されずに真摯な思いを語り合える人たちの美しさったら…

そういう姿をきっと赤ちゃんたちは見てる、よね。


ちょっと違う場所にいくと、あまりにも結婚が粗末に扱われていてびっくりするときある。もー、なにさまなのかなあって思うときある。どーいうつもりでプロポーズしたり婚姻届だしたりしたのかなあって混乱してしまうわ。相手を大切にしあうこと、応援しあうことが結婚じゃないの?相手の存在を当たり前にしちゃうのが結婚ではないよね(´Д` )

2016年2月25日木曜日

Co-creAction Award2016最優秀賞の舞台裏

大手町の3×3ラボで行われた、企業とNPOの共創コンテスト 
Co-creAction Award2016の最終選考会。
マドレ事務局次長のもこちゃんの発案と発表が、
最優秀賞に選ばれました。


共創の内容については、追々発表させていただくとして、
今回は、このプランを発案・発表したもこちゃんについて。


発案から応募、ファイナリストに選ばれてから今日のプレゼンまで、
もこちゃんにとっては、究極のアリーナ体験だったと思います。
パートナーのヒロさん、昨日の夜遅くまで練習につきあってくれて、
ありがとうございました。ヒロさんの的確なフィードバックをうけて、
今日またスライドを作り変えました。

日曜日の練習のときには、子どもたちのお世話を引き受けてくれて、
もこちゃんのための時間をつくってくれました。
ご家族の協力に感謝します。

優秀賞は、審査員長の米倉先生が絶賛していたワクワーク。
なんと1票差だったそう。やまちゃん本当に素晴らしい。
健闘を讃え合いました。


ワクワークも、マドレも、人の「尊厳」を大切に扱う取り組み。
その二社が受賞したことはとても誇らしいです。


さて、最優秀賞の記念写真だけみると
「もこちゃんやっぱすごいっすね〜」で流されてしまいそうなので、
もこちゃんのがんばりを2日前まで遡って記録した動画をシェアします。



地味で地道な舞台裏のほんの一部です。
すごい人ほど陰で地道な努力を惜しみなくしているのです。

エントリーは2か月前から準備しており、
ファイナリストに選ばれてからは1か月くらいかな、
そこからスクリプトをつくり、スライドをつくり、
アワード事務局のかたからもアドバイスやフィードバックをいただき、
それをうけてさらにプレゼンを作り込み、
声に出して練習しながら、スライドを作り替え、
スクリプトも変えて、っていうのを本番ギリギリまでやりました。

2日前には、直接会う時間がなかったので、
Googleハングアウトをつないで、画面共有の機能をつかって、
それをみながら、スライドをその場で作り変えながら、
声に出して練習、というのを繰り返しました。

平田オリザ気取りでw 
1秒のタイミングにもこだわって何度も練習しました。

本番の今日も早めに会場入りして練習し、
ランチを食べたタイ料理屋でも料理が出て来るまでの間にスライドを直し、
またまた練習。タイの音楽をBGMにプレゼンの練習をする姿は
なかなかシュールでした。

こうして、コンテストに出すような「アウトプット」というのは、
どこまで作り込めるか、どこまで練習できるかが勝負なので、
今回はもこちゃんがほんとに粘り強く頑張ったとおもいます。

自己満足のアウトプットではなく、しっかり人に見せる、
人の心を掴むアウトプットには、それだけの努力が必要なんですよね。

そんなもこちゃんの姿には現役のインストラクターたちも
刺激を受けるとおもいますし、
産後ケアがより多くの女性に届くためのインフラをつくろうとしている、
その働きかけをコツコツとしているマドレ事務局の努力を、
現場の認定インストラクターたちにも理解もらえるといいなと思います。



共創の内容についてはまたあらためてご紹介しますね。

2016年2月23日火曜日

SUSANOO泥臭く未来を創る道を追究する人たち

SUSANOO3期生のブートキャンプ。
私は1期生として2014年にお世話になったのですが、
今年はSUSANOO伴走メンバーとして3期生のお手伝いをしています。

今日は3期生の3団体のメンタリングをさせてもらいました。
デモデイまであと2週間。
こっからの2週間ですごく変化するんですよね。

日本ふんどし協会(ふんどし)、
collable(ダイバーシティインクルージョン)、
Dry and Peace(乾物)
どれも、みんな独自の魅力的な「世界観」を持っている。

ただふんどしを売ってるだけじゃないし、
ただ乾物たべてるだけじゃない。

それをとおして、こんな世界をつくりだしていて、
これからこんな世界をつくっていきたいという、
まだ周りの人には見えていない未来を見ようとして
創ろうとしている人たち。

たいてい最初は、誰も理解できないから
軽んじられたり、ポカーンとされたりするけど、
そんなことにもへこたれずに道を追究する、
その泥臭さを目撃できるこのイベント
SUSANOO第3期 デモ&ネットワーキング・デイ」を
私もとても楽しみにしている。

一般枠も用意しているそうです。
ご関心のあるかたはぜひ。

SUSANOO第3期 デモ&ネットワーキング・デイ
http://www.demoday-susanoo.etic.or.jp/

家族を大事にすることは、自分のやりたいことを我慢することではなく

家族を大事にすることは、自分のやりたいことを我慢することではなく、(配偶者のいる人は)パートナーに自分のやりたいことを理解してもらう努力をし、子どもの世話や家事を自分だけで抱え込まずに、協力してやってく環境を整えることですよね、と今日、インストラクターの先生たちと話していました。家族のひとりひとりが、やりたいことを頑張れることは、お互いにとってのしあわせでもあり、それを応援し合うことだって幸せなこと、、、どっちかが支える側、というのはひずみがくる。とおもいます。


うちは息子が、高3なのですが、昨日で大学受験の試験がすべて終わり、今日は地元の友達と朝からサッカーしにいきました。小学生のころからうちにきて自作のすごろくをつくってた友達。(写真は中学のときのものです)



家を出る前に、サッカーボールに空気を入れる姿になぜかぐっときた。空気いれながら、小学校高学年のサッカーの練習の緊張感について語っていた。夜はまた友達と走りにいきました。減量だそうです。受験おわったらゲームしまくる、まってろよー任天堂ぉぉぉとかいってたのに、やっぱり身体を動かす喜びのほうが勝ったようだ。ゲームはゲームで、やるんだけど。子どもたちのその行動のダイナミックさがいつも見ていて痛快。サッカーの想い出も、公園で遊んだ想い出も、ゲームの想い出も、ぜんぶ大事みたい。

受験の結果はこれからなのですが、ほんと自分は、やりたいことをやってきてよかった、仕事をしてきてよかったなとおもう。自分がやりたいことやらずにいて、仕事はしないでお母さんという役割に徹して、子どものお世話と教育が自分のお役目、みたいになってたら、もう、こんな、受験の結果を待つ時間なんて、ほんとーにプレッシャーで耐えられないとおもうー。そわそわしていろいろよけいなことしてしまいそう。

自分のことで忙しいくらいでちょうど良いとおもう。私は子どもが0歳のときからひとり親で勉強をみてあげる余裕もなくきてしまったことを自分では不甲斐なく思って泣きたくなったこともあったのだけど、そのかわりに、勉強しなさい!を言わなくてすんだというのは、ふりかえるとよかったとおもう。とはいえ、忙しくても、うちは受験勉強の話はふつうによくしていた。勉強法の話やTwitterで人気の受験アカ(っていうのがあるらしい)の話、過去問の傾向の話や学校や塾の先生のモノマネ、塾のバイト先生が可愛くてモチベ上がるという話など。英語はほぼ毎日質問してきた。

ちなみにうちの息子のストレスマネジメントはお笑いの動画をみることで、私によくおススメを教えてくれていました。最近は、すべらない話にでていたアントニーという若手がお気に入りでお薦めしてました。あと、難問奇問集みたいなのを好んで読んでいて、面白いところを音読してきかせてくれたりする。

試験の1日目の前日、ブレネーブラウンのオンラインコースを一緒にとっているピアレスゆかりさんが、これってまさに息子さんのアリーナですよね。と指摘してくれて、自分はぜんぜん関連づけて考えてなかったんだけど、たしかに言われてみればそうだなとおもい、夜、起きて来た息子に「You are in the arena.なんだよー!」といってセオドアルーズベルトのMen in the arenaスピーチの一節を書いた紙をあげました。まじめかよ!とか最初は言ってましたが、これ見ながら寝るわといって意外にも素直に受け取り、なにげに緊張しているのだとおもいました。

そんなかんじでゆるく見守りつつ、ボロボロになった単語帳にちょっと感動しつつ、もうすぐ卒業式。何着ていけばいいんだっけ(×_×)